2012年2月17日金曜日

野菜ソムリエ


講演「平成24216日(木) 野菜ソムリエに学ぶもっとおいしいん野菜生活 講師:武田由季」を聴く。

講師の武田さんによれば、野菜ソムリエは4万人もいるのだそうだ。野菜ソムリエにはランクがあり、その最上級ランクであるシニアは、70人しかいないのだそうだ。野菜ソムリエ協会というのがあり、野菜ソムリエの資格を取ろうとすると受講料17万円も払って受講しなければならない。それは「漢字検定」などと同じで、商売なのだろう。しかし、この資格をメシの種にするには、シニアにならなければならないということなのだろう。
 
この2時間に及ぶセミナーは「さすがシニア野菜ソムリエ」と思わせる濃い内容だった。ただ年齢を重ねればシニアになれるというのでもなさそうで、武田講師は、30代のチャーミングなお姉さんである。

定員は50 名。人気があって倍率は3倍ほどだったのだとか。しかし、見渡したところ、男性は僕とリタイア組のおひと方だけ。ま、平日の午後ともなれば、当たり前か。ちなみに僕は失業中である。
さて、講演で特に記憶に残った部分をランダムに書き記す。

ビタミンCは水溶性で摂りすぎれば、余分な分は体外に出て行くから多く摂ったからといって、心配はない。だから、野菜は切ってから洗うのではなく、切る前に洗う方が、切り口からビタミンCが流れ出なくて良い。ビタミンCは熱に壊れやすい。坑酸化作用がある。

ニンジンに含まれるカロテンの語源はキャロット。カロテンは体内に入るとビタミンAとなり、免疫力がアップする。カロテンは油に溶ける栄養素なので油と一緒に摂るとより吸収が良い。カボチャなどにも多く含まれる。

切って中まで色の濃い、ニンジンやカボチャなどの野菜を緑黄色野菜という。

サプリメントは、摂りすぎるとよくない。注意書きをよく読むこと。

野菜の選び方は、「切り口」、「表面」に注意し、「見た目の印象」が肝腎。切り口が茶色のは収穫してから時間が経っている。持って「重い」のも新鮮な証拠。果物は特に重さが重要。野菜や果物はほとんどが水分なのだから。かといって、他の人のためにもベタベタさわらない。桃も毛アレルギーの人が買った他の果物に桃も毛が付着するということもありますから。「原産地」に注目するとうことも重要です。

私は宮崎県の野菜Gメンなのですが、普通Gメンは身分を明かしてはいけないのですが、宮崎県のこれに限っては「ぜひ言って下さい。遠く離れている東京にもGメンをおいているということは宮崎県の宣伝になりますから」と言われている。

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